やっと1回ちゃんと読めました。
なかなかエネルギーがいりますね。

SE〇LDsなどによるデモをきちんと批判しているというところが、やっぱり小林さんはすごいなと思います。
本の中で書かれている「民主主義を過度に信奉する国では、大人が若者を真似るようになる」というところがそのとおりだと感じます。
多くのテレビや新聞では、やたらデモに参加する若者をもちあげていましたが、正直気持ち悪いなあというのが率直な印象でした。きちんと批判されているこういう本があるのは大事ですね。

本当なら一部とはいえ、若者を敵にまわすようなことはあんまりしたくないのが、普通の感覚だと思いますが、ちゃんと大人として批判するところに逆に優しさを感じるのは、私の勘繰りすぎでしょうかね・・・。

日本にとって民主主義は制度であって価値じゃない。